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『機龍警察』(ハヤカワ文庫)などで人気の月村了衛さんの最新作が、『土漠の花』(幻冬舎)
砂漠ではなく “ 土漠 ” というのがあるそうですな。砂じゃなくて、土。

アフリカ大陸の北東部、“ アフリカの角 ” とも呼ばれているソマリアの土漠を舞台に描かれる、陸上自衛隊の絶望的な戦い……。
とか言いつつ、実は私は未読で、『 読書日和 』 のもう一人のレギュラー・酒井が読んでハマッて熱くなって、遂に売り場に “ プチ土漠 ” を演出しました(笑)。
土漠の花(月村了衛、幻冬舎)_a0304335_636955.jpg


アップにすると、こう ↓
土漠の花(月村了衛、幻冬舎)_a0304335_6365013.jpg


書店員仲間からは 「 ドッグフードっぽい 」 とか 「 麦チョコみたい 」 とか言われておりますが(笑)、一応 “ 土漠 ” のつもりです。
# by dokusho-biyori | 2014-09-20 06:40 | サワダのひとりごと

沢木冬吾さんの最高傑作にして、犬文学の永遠の名作、本書を読んで感動せずんば人に非ずとまで言われている(うそ)、『約束の森』の追加注文分がようやく入荷したでござる!

で、まずは巻かれている帯を、外す、外す、外す。あ、この帯の惹句、俺が書いたんだけどまぁいいや(笑)。夏の100冊の帯だし。
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_001551.jpg


で、すっかり帯をむき終わったのがこちら。
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_00251.jpg


そして、帯をはいでいる間に印刷しておいたのがこちら。
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_022587.jpg


『約束の森』が好きで好きでたまらない書店員がチェーンの枠も地域も飛び越えて作った、勝手に応援帯。私を含め7人の書店員がコメントを書いて、『読書日和』や『晴読雨読』の表紙でお馴染み(?)弊店の村上が、主要登場人物のイラスト手がけました。念の為申し上げておきますが、版元に頼まれた訳ではないですよ、断じて。私らが好きで勝手にやったことです。

元々はA3で印刷して単行本に使っていたんですが、A4で印刷すれば文庫にも使用可能(気持ちズレますが)。

ということで、次の作業は巻く、巻く、巻く。
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_084061.jpg


そして、全て巻き終わり。
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_085756.jpg


陳列して作業完了!
『約束の森』(沢木冬吾、角川文庫)_a0304335_093753.jpg


ホント、10年に一度の大傑作だから、騙されたと思って読んでみて下さい! 因みに私は、三回読んで三回とも号泣しました。

帯が欲しい! という方は、こちらから勝手にダウンロードして使って下さいませ。
# by dokusho-biyori | 2014-09-19 00:16 | サワダのひとりごと

学びて思わざれば

古今東西の格言、名言の類が好きなんですが、それらを紹介した本でイチオシなのがこちら。
『中国的名言を4コマ漫画にしてみた。』(藤井誠二、明治書院)
このテの笑わせ方に弱い体質なので、もう十回ぐらい読んでるけど未だに笑えます。しかも、ちゃんと語句の解説もしてあるから、結構勉強にもなる。参考までに、好きなページを一ヶ所だけご紹介しましょう。
学びて思わざれば_a0304335_1021545.jpg

機会がある度に平積みして、隙あらば売ろうとしてます。爆発的に大ヒットした訳ではないけど、今後もコツコツと販売して行きたい本の一つですね。
# by dokusho-biyori | 2014-09-18 10:03 | サワダのひとりごと