2015年 11月 01日
コーヒーが冷めないうちに その4川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』(サンマーク出版)
の、表紙が出来上がったようです。お許しが出たのでお披露目。
どんな話かっつーと、こんな話。
いわゆる “ 時間もの ” の一種なんでしょうけど、普通一般のタイムトラベルものとはちと違う。時間を遡れるけど動けない。過去で何をやろうと現実は変えられない。そして、コーヒーが冷めるまでに帰って来なきゃいけない。そんなんで、過去に戻る意味があるんでしょうか??? 皆さんなら、いつに戻って誰に会って何をする?
因みに僕は、既に2度読みました。立て続けに2度も読むなんて、年に数回あるかどうかです。それぐらい気に入った。2度目は当然、話の結末は分かって読んでいるんですが、それでも感情移入せずにはいられなかった。担当編集者氏は、2話目が一番好きだと言っていたけど、僕は4話目。目頭が熱くなって、いやはやまったく困ったもんだ。多分これ、「読んで損した」と思う読者はめったに居ないんじゃなかろーか。とにかく、発売まであと1ヶ月少々、大いにご期待下さい。
冒頭の試し読みもご用意してますので、電車の中のヒマ潰しにでも是非!
by dokusho-biyori
| 2015-11-01 08:50
| サワダのひとりごと