読書日和

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「読書日和」備忘録

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白岩玄『ヒーロー!』

白岩玄さんと言えば、やっぱり『野ブタ。をプロデュース』でしょうか? あの痛快学園小説とどこか通じるところがあるような気がします。今度は、変身ヒーローおたくが、学校からイジメを一掃する為に一計を案じます。

白岩玄『ヒーロー!』は、3月下旬に河出書房新社から!!

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by dokusho-biyori | 2016-02-28 20:54 | 試し読み | Comments(0)

藤沢周『武蔵無常』

藤沢周さんと宮本武蔵……。ちょっとすぐにはイメージしにくいですか? ところが! です。どうやらこの世の者ならぬ何者かによって語られるプロローグから、雰囲気ばりばりです!

藤沢周『武蔵無常』は、3月下旬に河出書房新社から!

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by dokusho-biyori | 2016-02-28 20:39 | 試し読み | Comments(0)

高嶋哲夫『浮遊』

原発や大型台風、大地震などなどサイエンスものの小説で力作、名作を多数生み出してきた高嶋哲夫さん。今度の作品の主人公はなんと、今日、僕は、脳だけになった!?

高嶋哲夫『浮遊』は3月半ば、河出書房新社から発売予定。乞うご期待!

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by dokusho-biyori | 2016-02-28 19:32 | 試し読み | Comments(0)

16年03月 前編

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 もし一度でもいいから過去に戻れるなら、あなたは何をしたいですか。そんな質問があったのならわたしはこう答えます。「高校時代に戻って女子校特有のバレンタインを謳歌したい」と。女子校のバレンタインってすごいんですよ。本命友チョコ合わせて大体みんな紙袋2つぐらい抱えて持ち帰ってましたから。

 いや、わたしの女子校話は置いておきまして。今回紹介させていただくのは、綾崎隼さんの『君と時計と嘘の塔』です。人に「おすすめの本ない?」と聞かれたら真っ先に名を挙げる著者さんです。そのぐらいには大好きな綾崎さんの、新シリーズの魅力を伝えられたらなあと思います。

 まず内容に入る前に綾崎さんの作品における最大の魅力は、現代が舞台なのにどこか違う空間のように切り取られた視線で描かれている空気感。そして張り巡らされた数々の伏線。登場人物一人一人の抱えているものの強さです。この本の舞台も現代なのですが、こちらはタイムリープミステリーなのでちょっとSFちっくですね。はい、この時点で苦手だなと思ったそこのあなた! 待ってくださいね、そこまで倦厭しなくても大丈夫ですから!

 そもそもタイムリープとは。和訳すると時間移動なのですが、分かりやすく言えばタイムトラベルとでもいいましょうか。過去に戻ったり、同じ時間を繰り返したり、そんな感じです。今回は同じ時間を繰り返しています。

 タイムリープが起こるきっかけは、数年前に起きた地震を体験した人間。かつ大事な人が死ぬことです。作内では二人のタイムリーパーが登場します。それが好きな子が自殺してしまう、主人公・綜士と、発言の端々に嘘が混じる少女・雛美です。彼らの共通点は上記に示した二点。この二人のうちどちらかの大切な人が亡くなったら、次の同じ空間での世界が始まります。ただしタイムリープを繰り返すたびに誰かが消える。記憶もリセットされる。切ないですね。そして何故タイムリープが起きるようになったのか。これを調べているのが時計部に所属する彼らの先輩にあたります、千歳です。

 読んでみると分かるんですけれど、最後に紹介したこの千歳。とても不思議といいますか、本編の中では異様な存在なんですよね。人ならざるものとかではなくて、ちょっと異質なイメージ。他の登場人物に比べて何を考えているのか分からない感じです。

 どうしたらタイムリープを止められるのか。それをこの三人で解き明かしていくわけですが、簡単にいったら面白くない。そこには雛美の嘘や、綜士の年相応の葛藤、食えない千歳の推理など盛りだくさん。伏線も盛りだくさん。読んでいて誰もが「ん?」と引っかかる部分が出てくる箇所がいくつも出てきます。それも魅力の一つですね。

 好きな人を、ただ、ありのままに好きでいる。
 たったそれだけのことが、どうしてこんなにも難しいんだろう。
 このモノローグだけだとタイムリープだとはとても思えませんね。けれどもタイムリープ・ミステリーなのです。ね、少しは読めそうな気がしませんか?

 さてさてもう一冊。今度はイラスト集のご紹介を。ツイッターなどで人気のイラストレーター・深町なかさんの『ほのぼのログ~大切なきみへ~』です。

 背景はあえて描かず人物だけの、日常を切り取った一枚。そんな表現が似合う深町さんのイラスト集は、どれだけカップルがいちゃついたイラストが載っていても、いらつかないんですよね。
 不思議と温かくなり、見ていて「いいなあ。現実もこうであったらいいのになあ」と思わせてくれる、やさしいイラストです。

 疲れている時、ちょっと休みたいなあと思った時。そんな時にほんわかと心の疲れを和らげてくれるそんな御本です。 (桑原友里恵)


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 ……ここに一枚の写真と一冊のサイン本がある。
 奥付を見ると初版1999年3月。その頃ファンだった原田宗典さんの本である。今は妹の原田マハさんの方が世の中に知られているかもしれないが、当時の彼の勢い、特に軽妙な語り口のエッセイの人気は凄かった。そんな彼がいつの頃からか表舞台から姿を消した。

 そして数年前、久々に彼の名前を目にしたのは、違法薬物で捕まったというテレビのニュースだった。ショックだった。

 今回、そんな彼が約10年振りに書いた『メメント・モリ』を読み感想を書こうとした。しかし無理だった。私小説か!? と思わせる哀しい内容だったのだ。

 沢田とその話をしていた時に「ファンだったの? じゃあ『平成トム・ソーヤー』おぼえてる?」と聞かれた。92年発行の小説だ。彼のエッセイの方が好きだったが、ファンだったのでもちろんこれも読んでいた……のに、20年以上たってしまって内容を聞いてもなんとなくしか思い出せない自分が悲しかった。私が知らない二十数年の間に彼も変わってしまったけれど、自分もだいぶ変わってしまったのだなぁ。あんなに好きだったのに……と思わずにはいられなかった。

 そんな想いから、今回は『平成トム・ソーヤー』を二十数年振りに再読した。

 ざっくりなあらすじ。高校生でスリのノムラノブオが主人公。手品を連想させる程の腕前のスリ技術(というのか?)。それを知った同級生のカブラギ通称スウガクが、一計を案じる。即ち、ある大学の入試問題を裏取引で手に入れようとしている奴らがいる。それをスリ盗ってその大学に一緒に行こう! という何ともすごい話。他にも仲間の女子高生キクチや、スリの名人でノムラノブオにスリの心得!? 的な事を教えるちさと婆さんなど個性的な面々が登場する。

 試験問題の受け渡しは印刷物かフロッピーディスク、携帯電話ではなく電話ボックス、携帯が出てこないのだから当たり前なのだけど電話番号を控えているのはアドレス帳。現在とこの書籍が発行された頃の違いを読みながらあげていくと……キリがない。そして、あの頃の時代じゃないと成立しないこの小説。なぜか。それは今なら受け渡しは直接手渡しではなくメールなりなんなり他に方法があるから。でも何故だか、ワクワクしながら読んだ。あの頃の自分もそうやってワクワクしながら読んで、この結末に笑ったんだったな……と思い出した。

 ただ読んでいて心が苦しくなった事がある。それは、大麻が出てくる事。ノムラノブオ達の決戦当日イコール試験問題受け渡しの日、とある事からノムラノブオの自慢の右手がいつものように動かなくなってしまう。しかしそれまで何度かキクチと大麻を吸ったあと、スリをする時の時間の流れの変化に気付いていたノムラノブオは、最終手段として大麻を吸い一か八かの賭けにでるのだ。

 再読してまさかこの頃から……? 笑顔で写真におさまっているサイン会のこの時も薬物に手を染めていたのか? と思ってしまった。気になり調べてみると、彼がはじめて薬物に手を出したのは、2013年に逮捕される10年ほど前で、しかも一度きりだったそう。

 サイン会の時は御家族も来ていて、幸せそうで、でもお話すると作品から受ける印象と違い少し儚げだった。その後、うつ病に悩まされ、家族とも問題をおこし、少し別々に暮らした方が良いと一人暮らしをし始めた矢先の東日本大震災。そこでまた薬物に手を出してしまったそうだ。

 大好きだったからこそ、また前のように輝いてほしい。またエッセイを読みたい。頑張ってほしい。そう思うのはエゴだろうか。私を本好きにさせてくれたのは、彼と椎名誠さん。やはり何年たっても、そしてこれからも、この二人には特別な想いがあるのは確かだと再読して改めて思った。(正樂公恵)


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 今回は前回の宿題に取り組まなければならない。つまり、『死んでいない者』論に決着をつけなければならないが、とりあえず論を前回から進める前に先ずは(ほとんど自分のための)復習をしようと思う。

 前回のポイントはこうだ。
・『死んでいない者』は空間・時間的に広がりのある小説である。
・その「広がり」は視点切り替え、場面切り替えがなめらかな文章が成立させている。
・「広がり」ゆく文章が、人物や時代の境目を曖昧にしていた。
・「広がり」のある文章の中で音が空間・時間的に広がりのあるものとして人物、時間関係なくそれらを繋げていた。

こんなところだろうか。要するに小説の形式と内容が一致している小説であるということだ。これを踏まえたうえで作中の音が出ている場面だけをピックアップして熟読してみても思わぬ発見があって面白いかもしれない。気が向いたらぜひやってみて欲しい。

 しかし、もちろん小説はそのようにひとつの要素だけで出来上がっているのではない。まだまだ語られていない「謎」がたくさんある。例えば飲酒だ。『死んでいない者』は少年少女たちが酒を飲む場面が何度も出てくる。それも、成人が飲む場面よりも頻繁に、かつ多量に飲む。なぜこれほどまでに子どもたちに酒を飲ませたいのだろうか。きっと不思議に思った人は多いに違いない。未成年飲酒という非行がテーマになっているわけではないのだから。

 要するにまだ読みきれていないのだ。『死んでいない者』という小説を十全に味わいつくすためには、まだまだ読むことが必要なのだ。

 というところでようやく今回の本題に入りたいと思う。ひとまず注目したいのは、前回の最後に言及した音、テレサテンの歌だ。作中で引用されている歌詞の中にこのような一節がある。「時の流れに身をまかせ」。葬儀の夜が舞台で、かつ回想場面が多いこの小説の中では非常に印象的なフレーズだろう。印象的だからこそ、小説自体も「時の流れに身をまかせ」る、ある意味自然体な作品だという印象になってしまうかもしれない。もしくは「このような一夜も時に流されてしまう、ささやかなひと時である」というメッセージと受け取られてしまうかもしれない。ところが、実際はその逆なのではないだろうか?「時の流れに身をまかせ」る小説などではないのではないだろうか?

 明らかに、登場人物たちは時の流れに身を任せてはいない。いや、むしろそうなってしまうことを恐れている節さえある。はっちゃんの次の独白。

 忘れてはいないのだが、もう死ぬまで思い出さないかもしれない記憶もあって、考えようによったら忘れるよりもそのほうが残酷だ。

忘れることはある。思い出せない記憶はどうしてもある。それはしょうがない。しかし、何よりも恐ろしいのは唯々諾々と時の流れにまかせた結果、二度と意識されることのない記憶があることなのだ。それを避けるためには記憶は単なる過去の出来事ではあってはならない。川の流れを乱す岩のように、峻烈な存在感で、それを思い出すことが現在からの逸脱になるような記憶が求められる。

 それは、はっちゃんであるなら故人と気比の松原まで歩いた記憶なのかもしれない。いつしか想起という行為を逸脱して故人と会話し始めてしまうような記憶だ。また、記憶とは少し違うが。知花の「デジャブの、先取り」もまた、時の流れに「否」をつきつけているのかもしれない。

 そう、要するに逸脱なのだ。直線的に流れがちな時の流れに逆らうために逸脱すること、現在に縛られることなく、時間や場所を軽やかになめらかに行き来すること、つまりは広がり行くこと。「広がり行く小説」であった『死んでいない者』は、「時の流れに身をまかせ」ない、逸脱の小説でもあったのだ。
逸脱の小説『死んでいない者』、それならば登場人物も逸脱した行為をするのも肯ける。ダメ親・筧、不登校だった美之、そして呑んだくれる少年少女……。彼らの行為は単なる「非行」なのではなく、唯々諾々と流れに身を任せることへの声高な「否」なのであり、小説に広がりを与える逸脱なのだ。このことは、仮にこのような逸脱がなかった場合、『死んでいない者』がどういった小説と感じるかを考えればよく分かる。なんと平板で直線的で退屈な小説であることか!

 つまり、前回指摘した「『死んでいない者』とは広がりのある小説である」というのは、文体・文章レベルでの話ではなかったのだ。『死んでいない者』は、一方で文章が空間・時間をなめらかに行き来し、また一方で物語内容は直線・平板さから逸脱し続ける、文章と物語が相互に関係しながら小説という形式がどこまでも広がりを見せる可能性を秘めていることを示しているのだ。

 まあ、つまり何が言いたいのかといえば、単に葬式の一夜をつらつら書いた小説のように見えて、味読すればするほど作家の技術や手法が見え隠れするということだ。何気ない文章に隠された役割を見つけたとき、その文章は今までとは全く違った輝きを放つだろう。そして、それがより小説を読み込むきっかけになるのだ。今回の論旨はあくまで僕の私見であって、著者の滝口さんがこう意識して書いたのかといえば、そうではないかもしれない。しかし、このような読み方をすれば小説が面白くなるのであればそれでいいではないか。読書に正解などありはしない、あるとすれば楽しいか否かだ。(文藝春秋 販売促進チーム 安江拓人)


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ココに注目!「東京」

 最近は東京に出かけると本当にたくさんの外国人観光客がいるな! とビックリします。ふと思ったのですが、私自身は東京をどのぐらい知ってるのかな? 買い物には行くけど観光となると……。なので今年は「東京」に注目してみたいと思います。東京タワーは夜のマッピングをしているみたいだし、六本木には私の大好きなスヌーピー・ミュージアムが期間限定でオープンするそうです!!
<オススメ書籍はコレ>
『たびまる 東京』昭文社


ココに注目!「山」
 そうです! 今年から「山の日」8月11日ができました。私自身は「学生時代に苦しい思いをして登ったな」と余りいいイメージが無いのですが……。以前の職場に無類の山好きの店長がいて、或る日、出勤したら店長の顔がお岩さんのように腫れ上がっていたことがありあました。 曰く「ちょっと落石に当たっちゃって」らしいです(笑)。それでも次の休みにはまた山に行ってました。きっと山には凄い魅力があるんだろうなぁと、その時しみじみ思いました。なので皆さん! 今年は山です!! 一緒に山登りを始めましょう!
<オススメ書籍はコレ>
『はじめよう!山歩きレッスンブック』柏澄子、大武美緒子

ココに注目!「夜のおでかけ」
 私はよく帰り道に空を見上げます。天気のいい日は星がきれいに見えるんです。星が好きで、プラネタリウムにもよく行きます。最近は夜限定のイベントもたくさんありますよね。水族館も遅い時間まで開館していたり、春には夜桜、夏は花火大会に野球のナイターもおすすめです。泊れる本屋さんも話題です。夜のあのワクワク感を2016年はもっともっと楽しみませんか?
<オススメ書籍はコレ>
『るるぶ夜遊びガイド東京・首都圏』JTBパブリッシング

『世界でいちばん素敵な夜空の教室』
   日本星景写真協会  森山晋平  多摩六都科学館天文チーム


ココに注目!「男性美容」
 最近、男性の美容本が増えています。雑誌では前からあったなぁと思いますが、書籍としては、最近になって急に増えました。しかも売れている! 私は以前、こんなことを考えたことがあります。殆どの人が化粧をしているの女性に比べて、男性はノーメイクなのに顔が完成している! 顔のパーツは一緒なのに!? 私たち女性の、日々の苦労はなんなんでしょう(笑)。でも、男性は毎日スッピン勝負ということで、美容が大切! しましょう男性美容! お化粧はやめておいて下さいね(笑)。
<オススメ書籍はコレ>
『「稼ぐ男」のバレない男性美容』田村俊人



⇒後編に続く
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by dokusho-biyori | 2016-02-28 09:48 | バックナンバー | Comments(0)

16年03月 後編

⇒前編から続く


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『「稼ぐ男」のバレない男性美容』田村俊人

『君と時計と嘘の塔 第1幕』綾崎隼

『死んでいない者』滝口悠生

『世界でいちばん素敵な夜空の教室』
   日本星景写真協会  森山晋平  多摩六都科学館天文チーム


『たびまる 東京』昭文社


『はじめよう!山歩きレッスンブック』柏澄子、大武美緒子

『平成トム・ソーヤー』原田宗典

『ほのぼのログ~大切なきみへ~』深町なか

『メメント・モリ』原田宗典

『るるぶ夜遊びガイド東京・首都圏』JTBパブリッシング



(*`▽´*) (∩.∩) ┐(´ー)┌ (*´∀`) (*`▽´*) (∩.∩) ┐(´ー)┌ (*´∀`) 

以下、出版情報は『読書日和 3月号』製作時のもです。タイトル、価格、発売日など変更になっているかも知れませんので、ご注意ください。


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編集後記
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連載四コマ「本屋日和」
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by dokusho-biyori | 2016-02-28 09:48 | バックナンバー | Comments(0)
by dokusho-biyori | 2016-02-25 10:32 | 過去のフェア | Comments(0)
まず、道尾さんの作品が累計発行部数500万部を突破した、と。
で、この機会に全著作を集めて陳列してみたいな、と。
だがしかし。

ただ全作品を並べるだけならネットで検索すりゃ分かる話だし。
だから、選書におけるオリジナリティなんてほぼゼロだし。
それって、リアルの店頭でやる意味、薄いよね、と。
やるなら、リアルの書店ならではの工夫を何かやりたいな、と。

そんなことを考えている折も折、
道尾さんがご自身のHPで面白いチャートを公開しているぞ、と。

これ、使わせて貰えんもんかな?

という訳で、道尾さんご本人のお許しも頂いた上で、
そのチャートを実際の棚で(無理矢理)表現してみたのがこちら。
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写真をアップにすると、例えばこんな感じです。
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スタートから「YES」 or 「NO」式に進んでいくと、扉があって、
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扉を開けるとほら、あなたにピッタリの道尾作品が!
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とまぁ、小学生の図画工作レベルと言うか、文化祭的ノリではあるんですが、
ご来店頂いた際には、冷やかし半分にでも売り場で遊んで貰えるとうれしいです。
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by dokusho-biyori | 2016-02-24 05:44 | 過去のフェア | Comments(0)
先日、早くも文庫化された『ウィメンズマラソン』
舞台となったのは名古屋ウィメンズマラソン
今年は五輪の代表選考も兼ねており、目が離せません。

その坂井希久子さんの最新刊が、来月発売!
題して
『ハーレーじじいの背中』

主人公は、どん詰まり感満載の女子高生と、その祖父(←やたら元気)。
如何にも坂井さんらしい人情家族小説に仕上がってるようですよ。
お楽しみに!

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by dokusho-biyori | 2016-02-22 09:08 | 試し読み | Comments(0)

こちらのフェアも準備中

道尾さんのご協力も頂いて、近日展開予定でございます。
担当は、『読書日和』ライターの正樂です。
似顔絵は、『読書日和』絵師の西尾です。
そんな訳で乞うご期待。
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by dokusho-biyori | 2016-02-16 20:55 | サワダのひとりごと | Comments(0)

家族ってなんだろう?

読んで字の如く、杉江由次氏の『サッカーデイズ』が文庫化されたのを寿いで、
本の雑誌社炎の営業・杉江氏とわたくし沢田が、それぞれ15点ずつ選んだ
「家族ってなんだろう?」を考える本、のフェアです。

本日から店頭展開始まりました。どんぞ、ヨロシク。

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 一言で言うと、サッカーにのめり込んでゆく小学生の娘と、それを見守る父親の話である。父親の名前は杉江由次といい、女の子の名前はユキちゃんという。埼玉県に実在する父と娘の、友情と呼びたくなるような信頼と優しさの物語である。

 発端は、ユキちゃんが小学二年生の冬だった。サッカー狂の父親に影響されたのか、突然、サッカーがやりたいと言い出した彼女は、地元のサッカーチームに入団し、U―10という小学四年生以下のカテゴリーでサッカー人生をスタートさせる。
 そこから二年。もうすぐ五年生に進級し、サッカーもU―12という小学五、六年生のクラスに上がるという時期から、この物語の幕は開く。同時に著者は、周りから拝み倒されるようにしてコーチに就任し、そして父親としての苦悩が始まる(笑)。

 例えば。キーパーのなり手がいなくて、本来はディフェンダーであるユキちゃんがキーパー役を買って出た試合があった。誰もやりたがらないけど誰かがやらないと試合が出来ない。だったら、人に押し付けるよりも自分がやろう。そんなユキちゃんの気持ちを恐らくは解っていながら、それでも父親はもどかしくって苛立ちを露わにしてしまう。ディフェンダーなんだから、上手くなりたければディフェンダーをやれよ、と。周りはそれぞれのポジションで確実に上達しているんだぞ、と。そして直後に後悔する。

「あんなに人と比較するなと言っていたはずなのに、娘がサッカーを始めてから私はいつも誰かと比較していた」
「どうして自分の子どもは悪いところばかり目が行ってしまうのだろうか」

 多くの「親」ならきっと心当たりがあるだろう。這えば立て 立てば歩めの 親心。だが親は、いくら愛していようと子どもの代わりに歩いてやることは出来ないのである。そのもどかしさと悔しさを、ここまで正直に書ける人は稀だろう。だからこそ、読んでて時に、貰い泣きしそうになってしまう。

 物語の中盤、ユキちゃんのミスキックから失点し、そのまま負けてしまった試合がある。直後、コートサイドで号泣するユキちゃんと、その背中をさすってやることしか出来ない父親……。きっと、代われるものなら代わってやりたかったことだろう。だけどどんなに喉を嗄らして応援しようとも、ユキちゃんの代わりに親がボールを蹴ってやる訳にはいかないし、ミスを肩代わりしてやることも叶わないのだ。親に出来ることは、励まし慰めることぐらいしかないのである。

 ここで思い出すのが、いつかテレビで観たひな鳥の巣立ちの光景。親鳥は巣の周りを飛び回ってピーピーと呼びかけるのだけど、ひな鳥の代わりに羽ばたいてやれる訳ではない。そこはもう、ひな鳥自身がエイヤッと巣から飛び出さないとどうしようもない訳で、その姿が『サッカーデイズ』の杉江親子と何度もダブる。

 と同時に、随所で挿入される著者の中学時代の回想がいい。親とぶつかり、親を困らせ、何度も親を落胆させる。しかし、それでも親は子どもに声援を送り続ける。つまづき、落ち込む息子に向かって「生きてるとそういうこともあるのよ」と慰める。そんな両親の温かさを、著者は、娘のサッカーに付き合う過程で再確認する。高価なスパイクを恐らくは相当な無理をして買ってくれた父親の気持ちを、今更ながらに忖度する。

「父親はどうしてあの時『これは無理だ』と言わなかったのだろう」

 と、ここまで書いて漸く気付いた。この作品は、杉江氏が娘との交流を綴った親子の物語であると同時に、それと同じくらいの濃さで、杉江氏から両親への、感謝の手紙にもなっているのではなかろうか。「ろくでもない息子だったけど、孫は見どころがあるだろう?」と、自慢とも弁解ともつかない著者の声が、行間から滲み出してくるように思えるのは僕だけではない筈だ。世に親バカは多いけど、杉江氏の場合はきっと「家族バカ」なのだ。

 そんな家族バカな父親とサッカーボールを追いかけた日々を、将来ユキちゃんはどんな風に思い出すのだろう。結婚式で、ユニフォーム姿の写真をスライドで映したりするんだろうか。それを見て号泣する杉江氏の背中を、今度はユキちゃんがさすってやったりするんだろうか。そんな想像まで一人で勝手に膨らませながら、なんでよその家のことでこんなに目頭熱くせなあかんねん? と、何だか一本取られたような悔しさ混じりの読後感だったことを白状し、同時に、作中でチラホラ登場するユキちゃんの弟君、彼を中心とした続編への期待を表明して、本書の紹介これにて終了。杉江コーチ、お疲れ様でした(笑)。(沢田史郎)

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『愛こそすべて、と愚か者は言った』沢木冬吾

『アニバーサリー』窪美澄


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『言い訳だらけの人生』平安寿子

『海街diary 1』吉田秋生


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『岳物語』椎名誠

『枯木灘』中上健次


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『櫛挽道守』木内昇

『K・Nの悲劇』高野和明


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『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和

『坂の途中の家』角田光代


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『笹の舟で海をわたる』角田光代


『Sunny 1』松本大洋


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『シズコさん』佐野洋子

『誓約』薬丸岳


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『そうか、もう君はいないのか』城山三郎

『ダカフェ日記』森友治


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『ちょいワル社史編纂室』安藤祐介

『床屋さんへちょっと』山本幸久


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『長いお別れ』中島京子

『なずな』堀江敏幸


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『のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出』藤子・F・不二雄

『働きざかりの心理学』河合隼雄


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『ビタミンF』重松清

『フライ,ダディ,フライ』


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『フリーター、家を買う。』有川浩

『ホームグラウンド』はらだみずき


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『鉄道員(ぽっぽや)』浅田次郎


『マザーズ』金原ひとみ


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『ミッドナイトイーグル』高嶋哲夫

『笑うハーレキン』道尾秀介


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by dokusho-biyori | 2016-02-14 22:30 | 過去のフェア | Comments(0)