読書日和

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「読書日和」備忘録

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15年09月

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『夏の名残りの薔薇』恩田陸
文春文庫 9784167729028 629円+税


 沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か? 巻末に杉江松恋氏による評論とインタビューも収録。(文藝春秋HPより)

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 このフリペに寄稿すると決まったとき、紹介したい本がいくつも頭に浮かんだ。「あれもいい、これもいい」と、しかし、結果として全てボツ。全て他版元の本だったというのが大きな理由だ、というのは半分冗談で、本当はあまりに好き過ぎて今書くのは勿体ないと考えたから。ボツにした作品は慣れたころ、機会を見てじっくり書こうと思う。

 とはいえ折角「好きなように書いて良いよ」といわれているのだから、それなりに趣味に走ってもいいだろう。そう勝手に判断して選んだのが恩田陸『夏の名残りの薔薇』。タイトル的にも時季にかなっているはず。

 改めて、自己紹介がてら宣言しよう。僕はミステリが好きだ。ハマリはじめたのが小学校高学年の頃からだから、まあ、それなりの数は読んできたと思う。その中ではいくつか「なんだこれは……」と驚愕し、感激した作品がある。傑作? いや、その言葉では言い尽くせないような凄みのある小説の数々に出会った。僕はそれらを「怪物」と呼んでいる。

 その「怪物」に、つい最近仲間入りしたのが『夏の名残りの薔薇』だ。大枠は至って単純で、資産家老姉妹主催のパーティーに招かれた客人たちの間で起こる殺人事件と、姉妹の過去の事件の真相をめぐって物語は進行していく。山奥のクラシックホテルで起こる殺人事件、怪しげな姉妹に絡まりあう招待客の人間関係、よくある本格ミステリの舞台設定といえる。ただ、この小説はそんな形式美に則ったミステリではない。もしかしたら人によってはミステリではないと感じるかもしれない。なぜなら、この小説ではすっきりとした解決がないばかりか、殺人事件そのものが何度もリセットされてしまうからだ。
 ホテルで起こる殺人事件は数名の招待客の視点から語られる。ただ、同じ事件を複数の視点で語るのではない。それぞれの視点はそれぞれの殺人事件に遭遇する。そしてなおかつ、視点が切り替わるたびにそれまでの事件は無かったことにされ、新たな事件が起こるのだ。要するにAが経験した事件は視点Bのパートでは発生せず、Bのパートでは違った事件が発生する、といったことが繰り返されるのだ。すると当然、読んでいる側は何が現実で何が幻なのか分からなくなってくる。ついには虚実の間で夢を見ているかのような幻想感に浸ることとなる。
 下手な作家が挑戦すれば小説そのものが崩壊しだす危うい手法だ。そこは流石恩田陸、絶妙なバランス感覚で物語を作っていく。読者は苛立つことなく、それどころか一種の快感を覚えつつ読んでいくことになるのだ。

 では、なぜわざわざこんな面倒な構成にしたのだろうか。その答えはここでは書かない。なぜならば、きちんと小説の中に示されているからだ。読み解く鍵は、物語の途中で何度も挿入される「去年マリエンバードで」からの引用文だ。映画の脚本からの引用が物語の途中、何の脈絡も無く挿入される。全く本筋とは関係ないと思われるこの引用が、実はこの小説の全てを語っていると断言してもいいほど重要なのだ。なぜ事件はリセットされるのか、なぜ視点によって事件が変化するのか。フランスの前衛文学者が書いた脚本だけあって読みやすくはないが、ここは読書スピードを下げてでもじっくり読んでほしい。著者の意図が分かったとき、それがいかに絶妙な構成で実現されているかを理解したとき、この小説の底なしの深さに、「怪物」たる所以に全身粟立つこと間違いない。

 と、褒めちぎったもののこの小説、ネットではあまり評判がよろしくない。「わけがわかんない」「引用が無駄」等々、批判が見受けられる。しかし、分かりやすいだけが小説ではない。少しくらい考えながら読書をしてもいいではないか。自身で「謎解き」しながら読書するのもなかなか面白いものだし、案外「怪物」はそういった読書経験が生み出すのかもしれないのだから。(㈱文藝春秋 販売促進チーム 安江拓人)



『ほんとねこ』スズシロ
学研パブリッシング 9784054062818 1,000円+税

 現役書店員が「猫」や「本」についてマンガで綴る、気ままな生活絵日記ブログを書籍化。2匹の猫と旦那さんとの日常や、オススメ本や本屋さんのあるある話など、クスりと笑えるエピソード満載。この本でしか読めない書き下ろしのお話やイラストも収録。(学研パブリッシングHPより)

『今日も一日きみを見てた』角田光代
KADOKAWA 9784041027332 1,100円+税

 2010年子猫をもらい受け、最初はおずおずと戸惑いながら、愛猫の行動のいちいちに目をみはり、感動し、次第にトトのいない生活なんて考えられないほどに溺愛していく角田さんの、愛ダダ漏れの極上猫エッセイ。(KADOKAWA・HPより)

『うちの老猫の言うことにゃ』ふじのはるか
KADOKAWA 9784040710365 1,000円+税

 19歳の要介護?ご長寿猫・ぷーさんと夫・ぞぞとわたし。一日、一日。ゆっくりと、あたたかく日々をきざむ、のどかな3にんぐらし。これまでも、これからも。ずっとずっと、猫といっしょに。(KADOKAWA・HPより)

『にゃんだふるライフ』ふじのはるか
KADOKAWA 9784040702698 1,200円+税

 愛猫プーさんを失い悲しみに暮れる著者ふじのはるかは、ひょんなことから2匹の子猫を飼うことに…。泣ける猫エッセイ「うちの老猫の言うことにゃ」のその後と、猫にまつわる心温まるお話を収めたコミックエッセイ。(KADOKAWA・HPより)

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 書店員には猫好きが多いと感じる。
 事情があり飼えないけれど、私自身猫が大好きな小学生の娘と猫カフェに行く程の猫好きである。同僚であり同期でもある猫好きKさんとも休みの日に猫カフェへ行ったし……。また別のKさんは更衣室のロッカーに猫の写真を貼っているし……。新人のKさんも自分の家の猫ちゃんの写真を「うちの猫です~!」と周りのみんなに見せているらしい。
 とにかく猫好きが多いのだ。

 なぜなんだろうなぁとボンヤリ思っていた時に見つけた本がコミックエッセイの『ほんとねこ』(スズシロ著 学研パブリッシング)。

 著者であるスズシロさんは二匹の猫ちゃん(オンちゃん♂・ハルちゃん♀)を飼っている現役書店員さんなのだ! ここにも猫好きの書店員さんが……!! と嬉しくなった。いや、なぜ猫好き書店員が多いのかはわからないままだけど(笑)。
 甘えん坊二匹(プラス旦那さん)との生活が描かれているのだが、とにかく可愛い! スズシロさんが描く絵はもちろん、エピソードも可愛いし、二匹にメロメロなスズシロさんも可愛い。

 そしてこの本のもう一つのオススメが、書店員スズシロさんの書店員あるあるネタ。
「お問い合わせ難易度」を読んで深く頷く私。お問い合わせ……お客様からの少ない情報で本を見つけるスズシロさんが難易度別に描かれているのだが……すごい! すごいよ! スズシロさん!! お客様……!書籍名や著者名がわかれば、そんなにお時間いただく事なくお探しの本を見つけることが出来ると思いますので、スズシロさんもおっしゃっていましたが情報は多いと助かります!! よろしくお願いいたします。

 はっ! 話がそれた。とにかくオンちゃんハルちゃんの可愛さと、知られざる!? 書店員の仕事が垣間見れるのでオススメ。

 猫つながりで読んでいただきたい本はまだまだある。
 まずは『八日目の蝉』などでおなじみ角田光代さんのエッセイ『今日も一日きみを見てた』(KADOKAWA)。

 角田さん家のトトちゃんは、あの! 漫画家の西原理恵子さんのお家で飼っている猫ちゃんから産まれたアメリカン・ショートヘアーの女の子。このトトちゃん、普通の猫とはひと味もふた味も違うらしい。運動神経が鈍かったり、怒った時の「シャー!」も小さい声だったり、猫がよくするダンボール箱に入ったり土鍋に入ったりという事もしないそうなのだ。あと生まれながらに心臓が悪いという、悲しい事実。

 角田さんは西原さんとはじめて会った時に「うちの猫がこどもを産んだら欲しい?」と言われ「ほしいです!」と即答したそうだ。なぜ初対面で西原さんがそんな事を角田さんに言ったのか……詳しくは本を是非とも読んでいただきたいのだが、ざっくり言うと角田さんはその頃ひどくすさんだ心持ちであり、それを西原さんが見抜いたらしい。

「うちにきたのがトトでよかった、本当によかった、運動神経が鈍くて心臓が悪くてスポイトを隠したりして(※心臓の薬を飲む時に使うもの)、あんなにちいさい声で怒るあの猫で本当によかった」

という一文を読んで、こんなに愛されてトトちゃんは幸せだなぁ。そして来るべくして角田さんの元へ来たのだなぁ。と思った。偶然ではなく必然だったのだなぁと。
 その頃の角田さんがそのような状態じゃなかったら、西原さんも猫をあげるだなんて初対面で言わなかっただろうし、元々犬好きでいつか犬を飼おうと思っていた角田さんは犬を飼っていたかもしれない。そうしたらこの書籍が発行される事もなかった訳で……。

 続いてまたまたコミックエッセイ。
 ふじのはるか『うちの老猫の言うことにゃ』(KADOKAWA)と『にゃんだふるらいふ――うちの老猫が教えてくれたこと』(同)。

『うちの老猫の言うことにゃ』は、ふじのさん宅で飼われていた老猫パプアくんのお話。ふじの夫妻とパプアくんのあたたかく幸せな毎日が綴られており、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになる。ただパプアくんが旅立ってしまう最後の章は涙なしでは読めない。

『にゃんだふるらいふ~』は、パプアくんが旅立ってから四日後!! にやってきた仔猫ウーちゃんラーちゃん二匹のお話。
 パプアくんの旅立ちでペットロス症候群になりそうだった著者の元に来た、二匹の野良猫ちゃんがふじの家に慣れるまでのドタバタが綴られていてこちらもオススメ。

 このように猫について書かれた本はたくさんあるが、どの本も猫に対する愛情であふれたものばかり。私のこの駄文を読んで、犬好きの皆さんにもぜひ猫本を手に取っていただけたら嬉しい限りである。(正樂公恵)



『ゲルマニア』ハラルト・ギルバース/酒寄進一[訳]
集英社文庫 9784087607062 1,100円+税

 1944年ベルリン。ユダヤ人の元刑事が、ナチス親衛隊から殺人事件の捜査を命じられた。断れば死、事件解決でも死。爆撃と恐怖が支配する街で、命がけの捜査が始まる。ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作。(集英社HPより)

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 1944年のドイツと言えば、主要な都市は連日の空襲でがれきの山、6月にはフランスのノルマンディに連合軍が上陸を果たし、ナチスの敗色はいよいよ濃厚。とは言え、ドイツ国内に限ればその横暴は鎮まるどころか、ヤケクソ気味なホロコーストはむしろ苛烈さを増していく。
 そんな時期のベルリンに住むユダヤ人というだけでもう、迫害とか虐殺とかいう単語が即座に頭に浮かんでくる訳ですが、ユダヤ人だからといってみんながみんなゲットーとか収容所に送られた訳ではない……らしい。

 本書の主人公オッペンハイマーもその例で、伴侶がアーリア人だということでかろうじて収容所送りを免れている。但し、その人権は衣食住の全てにおいて大きく制限されており、元は腕利きの捜査官だったにもかかわらず、今は罷免されて、工場の機械掃除の仕事で細々と食いつないでいるという状態。
 ところが或る日、猟奇的な殺人事件が発生し、かつてカール・グロスマン(←実在の連続猟奇殺人犯)の捜査を担当したオッペンハイマーが、その実績を買われてナチス親衛隊から捜査への協力要請される、という出だし。
 勿論、言葉では「協力」であっても事実上はほぼ命令。断れば良くて収容所送り、最悪の場合はその場で射殺もあり得るのだから、オッペンハイマーに選択の余地はない。親衛隊将校フォーグラーの指揮下に入り、長年培った勘と経験を頼りに捜査に乗り出す、という展開。

 読みどころは幾つもあるけど、まずは当時のベルリンの陰鬱さがじわりじわりと伝わってきて、読んでるこっちまで息苦しくなる。例えば或る日、オッペンハイマーの友人が収容所送りを予感して自殺する場面。「死んだ方がつらい思いをしなくて済む。虐待されることもないし、自分の墓穴を掘ってから射殺されることも、ガス室送りを始めとするナチの残虐行為の犠牲になることもない。虐殺のメカニズムに降参することなく、国民から総統と呼ばれるろくでなしが定めた運命に抗って、自分の自由を誇示するには自殺という方法しかないのだ」。
 或いは、オッペンハイマーが古い友人を訪ねた後、彼を見送るその友人が胸の中の不安を懸命に押し殺そうとする場面もある。何故なら「今はいつ永遠の別れになるかわからない」から。

「バイバイまた明日」と気軽に言えない、そんなゲッソリな状況の中、根っからの捜査官であるオッペンハイマーはコツコツと証拠を拾い集めて事件の核心に近づいてゆく。その彼の職人技を、彼の監視役兼上官であるフォーグラーは少しずつ畏敬するようになり、遂には、微量ながらも二人の間に同志意識みたいな連帯さえもが芽生え始める。その過程がもう一つの読みどころ。僕自身はフォーグラーという男について、最後までどうしても憎むことが出来なかった。と同時に、違う時代に生まれていればきっと、ドラマ『相棒』のような名コンビになったであろうオッペンハイマーとフォーグラーが、あの時代に出逢ってしまったことが、フィクションとは言え残念で仕方がない。せめて、彼らが大戦を無事に生きのびて、自由な世界で第二の人生を歩んでくれたことを祈りたい。

 最後に余談。この時代のドイツの空気をもっと体感したい方には、つぎの二つもお薦めです。

 帚木蓬生さんの『ヒトラーの防具』(新潮文庫)は、ベルリンの日本大使館に勤める青年武官の目を通して、ナチスの悪逆非道にすり潰されていく人々の悲しみが描かれる。僕はもう、五回ぐらいは通しで読んでる。読む度に泣けてしょうがない。

 須賀しのぶさんの『神の棘』(同)は、ナチスの高官とナチスに迫害されるカトリックの修道僧という、対極の人生を歩むことになった二人の幼馴染みが主人公。それぞれの方法で大切なものを守り抜こうとする彼らの必死さが切なくて、胸を焼かれるような思いを味わいました。
 どちらも上下巻で決して軽い読み心地ではないけれど、きっと、読んで良かったと思って貰える筈。(沢田史郎)



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『バーナード嬢曰く。』施川ユウキ
一迅社REXコミックス 9784758063715 619円+税

 4人の高校生が図書室にたむろして、ひたすら「本」について語る、本好きあるあるコミック。文芸書の棚で関連フェア開催中ですので、是非お立ち寄りを。

『拳に聞け!』塩田武士
双葉社 9784575239157 1,500円+税

 家賃の支払いも滞る貧乏ボクシングジムの天才ボクサー。彼を応援するうちに、自らも人生に再挑戦していく男女の姿が清々しい。

『偽りの楽園』トム・ロブ・スミス/田口俊樹 訳
新潮文庫 上9784102169377 下9784102169384 各630円+税

 スピード感なら『チャイルド44』だけど、五里霧中度ならこちらが上。離れて暮らす母が、父の犯罪の証拠を握って脱出して来た。父と母、果たしてどちらが嘘をついているのか?

『希望のかたわれ』メヒティルト・ボルマン/赤坂桃子 訳
河出書房新社 9784309206813 2,500円+税

 第二次大戦の惨禍とチェルノブイリの悲劇を背景に、ウクライナの刑事が組織的な人身売買を暴こうと孤軍奮闘する。読み始めたらアッと言う間でした!



(*`▽´*) (∩.∩) ┐(´ー)┌ (*´∀`) (*`▽´*) (∩.∩) ┐(´ー)┌ (*´∀`) 

以下、出版情報は『読書日和 09月号』製作時のもです。タイトル、価格、発売日など変更になっているかも知れませんので、ご注意ください。


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編集後記
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連載四コマ「本屋日和」
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by dokusho-biyori | 2015-08-31 09:53 | バックナンバー | Comments(0)
ご好評頂いてる
『バーナード嬢曰く。』に勝手に連動フェア
ですが、実は僕は、『バーナード嬢曰く。』というコミックは、
先日、2巻が発売された時に初めて知りました。

ってか、初めて知ったつもりでした。が……。

コミック担当が言うには、
「1巻が出た時に『文芸で置きません?』って訊いたら、思いっきり『いらねー』って言ったぢゃないですか! 今更なに言ってるかなもうっ!」
って、まじまじまじ!? 全っっっ然、記憶に無いんですけど。

すみませんすみません、
こんなに面白くって本が読みたくなるマンガだとは思わなかったんですもん。

早く3巻でないかな~。

そして、フェアの準備を進めていた時には、別のスタッフから
「さすが沢田さん、好きなものだけは早い」
って誉められました。

ってか、誉められてないっぽい気がしないでもないけど。
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by dokusho-biyori | 2015-08-29 22:42 | サワダのひとりごと | Comments(0)
読書家に憧れる町田さわこを中心に、SFマニアの神林しおり、
シャーロキアン歴十年の長谷川スミカ、比較的ニュートラルな読書傾向の遠藤君。
この4人の高校生がヒマさえあれば図書室にたむろして本と読書について気ままに語り合う。

ただそれだけなのに何故かむちゃむちゃ笑えるし共感してしまう、
今までに無いタイプの不思議な読書エッセイコミック
施川ユウキさんの『バーナード嬢曰く。』

出てくる本、出てくる本、とにかく読んでみたくなるのだけれど、
その中から幾つかをピックアップしてフェアとして展開しました。
完全に、私の好みに走ったフェアですみませんすみません。

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『あなたの人生の物語』 テッド・チャン /浅倉久志[訳]
『ブラインドサイト』 ピーター・ワッツ/嶋田洋一[訳]
『怒りの葡萄』 ジョン・アーンスト・スタインベック/黒原敏行[訳]

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『異邦人』 アルベール・カミュ/窪田啓作[訳]
『エンダーのゲーム』 オーソン・スコット・カード/田中一江[訳]

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『オシムの言葉』 木村元彦
『華氏451度』 レイ・ブラッドベリ/伊藤典夫[訳]

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『火星の人』 アンディ・ウィアー/小野田和子[訳]
『カッシアの物語』 アリー・コンディ/高橋啓[訳]

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『嫌われる勇気』 岸見一郎  古賀史健
『賢者の贈りもの』オー・ヘンリー/小川高義[訳]

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『合成怪物の逆しゅう』 レーモンド・F・ジョーンズ/半田倹一[訳]/山田卓司[絵]
『氷の海のガレオン/オルタ』 木地雅映子

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『ザ・ロード』 コーマック・マッカーシー/黒原敏行[訳]
『サンリオSF文庫総解説』 牧眞司 大森望

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『屍者の帝国』 伊藤計劃  円城塔
『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰[訳]

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『春琴抄』 谷崎潤一郎
『世界史』 ウィリアム・H・マクニール/増田義郎 佐々木昭夫
[訳]


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『絶望名人カフカの人生論』 フランツ・カフカ 頭木弘樹
『ディアスポラ』 グレッグ・イーガン/山岸真[訳]

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『トータル・リコール』 フィリップ・キンドレッド・ディック/大森望[訳]
『ドグラ・マグラ』 夢野久作

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『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン/福島正実[訳]
『白鯨』 ハーマン・メルヴィル/八木敏雄[訳]

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『ハローサマー、グッドバイ』 マイケル・コニイ/山岸真[訳]
『パラークシの記憶』 マイケル・コニイ/山岸真[訳]

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『緋色の研究』 アーサー・コナン・ドイル/深町真理子[訳]
『フェルマーの最終定理』 サイモン・シン/青木薫[訳]

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『舟を編む』 三浦しをん
『変身』 フランツ・カフカ/高橋義孝[訳]

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『新編 宮沢賢治詩集』 宮沢賢治  天沢退二郎
『老人と海』 アーネスト・ヘミングウェイ/福田恒存[訳]

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『六枚のとんかつ』 蘇部健一
『一九八四年』 ジョージ・オーウェル/高橋和久[訳]

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『11/22/63』 スティーヴン・キング/白石朗[訳]
『バーナード嬢曰く。』 施川ユウキ
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by dokusho-biyori | 2015-08-28 10:51 | 過去のフェア | Comments(0)