読書日和

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「読書日和」備忘録

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ちと早いけどクリスマスの本

今日は月並みですがクリスマスの本を数冊。いつもの如く順不同でご紹介。

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名取佐和子『シェアハウスかざみどり』(幻冬舎)
 タイトル通り、シェアハウスに集まった5人(住人4人+管理人)のコメディ&人情譚。どことなく、時代小説の長屋ものを連想させるような、切な温かい連作短編。銀杏の木のクリスマスツリーってのも見てみたい。


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又井健太『新小岩パラダイス』(ハルキ文庫)
 身ぐるみはがれて無一文になった主人公が辿り着いたのは、新小岩に在るこれまたシェアハウス。「二杯目以降は発泡酒。酔ったら酒は皆一緒」なんて言いながら酒盛りするメンバーがちょー愉快。幸せって意外と身近にあるのかも!? そんな気にさせてくれます。


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稲見一良『セント・メリーのリボン』(光文社文庫)
 著者名はイナミ・イツラさんと読みます。「男の贈りもの」をテーマに編まれた5つの短編の、表題作がむちゃくちゃ珠玉! いなくなった盲導犬を捜す話です。ラストシーン、クリスマスのイルミネーションが輝く街に遠ざかっていく主人公たちが目に見えるよう。


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亀岡亜希子『ねんにいちどのおきゃくさま』(文渓堂)
 イタチではなく、オコジョ。名前はタッチィ。クリスマスには年に一度のお客様がやってきます。その準備の為に孤軍奮闘、東奔西走するタッチィがとにかく可愛く、ひたすらけなげ。お子さんと一緒に是非!


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道尾秀介『ノエル』(新潮文庫)
 これは、本当は予備知識無しで読むのが一番だと思う。同窓会に出席する為に帰郷した童話作家、もうすぐ妹が生まれてお姉さんになる小さな女の子、子どもに恵まれずに寂しい老後を過ごしているおじいさん。そして、赤い鼻を天使に馬鹿にされていじけているトナカイ!? 彼らに訪れる優しい奇跡に、どうかビックリして下さい!


そんな訳で、皆さん素敵なクリスマスを!
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by dokusho-biyori | 2015-12-08 22:48 | サワダのひとりごと | Comments(0)