読書日和

dokushobi.exblog.jp

「読書日和」備忘録

ブログトップ

Back to the Future

さてご無沙汰してます。

こないだ久し振りに「やらなきゃいけないことが何も無い休日」があったので、
これまた久し振りに映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作をぶっ通しで観たのね。

で、驚いたのは、PART2でマーティたちが未来に行くんだけど、
その未来が2015年の10月21日なの! ほぼ、今じゃん!
ネットではチラホラ話題になってたらしいんだけど、そういうの疎い方だから
全然知らなくて、ってか完全に忘れていて、めっちゃテンション上がった。

映画の中の2015年では、車が空飛んでたぞ(笑)
スケボーも、地面から10cmぐらい浮いてた。
ネクタイは2本同時に結ぶのがフォーマルで、
ジーンズのポケットは裏返すのがトレンディ(笑)

1985年から予想した2015年、凄いな(笑)

考えてみりゃ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を初めて見たのは高校生の頃で、
当時は(確か日本での公開は1986年だった)30年後なんて、
世の中のことも自分自身についても、想像すら出来なかったんだが、
薄ぼんやりと、政治経済も環境問題も民族紛争も、そして勿論自分自身の人生も、
「今(1986年)よりは、結構良くなってんじゃねーの、きっと」とか、思ってた。

ところが、いざ30年後になってみると、あんまり変わってねーな、と。
世の中も、自分自身も。いや、歳はとったし体力も随分と衰えたけど、
そういう意味ではなく……。

これまでの人生が失敗だったとは思わない。
けれど、10代の頃に思い描いた「成功」には、程遠い。
そんな、重松清作品に出てきそうな感慨にふけってしまって、
だけどそれを店でスタッフに話しても、若い連中にはやっぱりあんまり伝わらず。

それでも、映画のPART3のラストシーンで、
ブラウン博士がジェニファーに言うセリフに救われた。
「そう、誰の未来も決まってはいないんだ。それは、自分で決めるのだから」

高野和明さんの『幽霊人命救助隊』の名セリフを、ふと思い出した。曰く
「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである」

或いはケン・グリムウッドの『リプレイ』で、遂に人生のリプレイから抜けだしたジェフが、
今まで聞いたことの無い音楽を耳にして歓喜する場面。
「それにしても、どんな歌であれ、
 今までにぜんぜん聞いたことのない歌を、なんと聞きたかったことか!」
というセリフも、脳裏をよぎった。

うん、人生は決まっていないし、予測もつかない。だからこそいいんだ、
ということにしておこう。

そして、明日も休みなので、また何か映画を見よう。



a0304335_1105916.jpg

[PR]
by dokusho-biyori | 2015-09-25 01:13 | サワダのひとりごと | Comments(0)