読書日和

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「読書日和」備忘録

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さてさて、皆さんこんばんは。
先日、めでたく本屋大賞が発表されましたね。
『鹿の王』の上橋菜穂子さん、
『その女アレックス』のピエール・ルメートルさん、訳者の橘明美さん
(゜∇゜ノノ”☆(゜∇゜ノノ”☆(゜∇゜ノノ”☆パチパチパチ!!!
おめでとうございます!! 

ところで、以下は文字通りの独り言で、
強いるつもりは毛頭無いんですけどね。

本屋大賞に限らず、各種ランキングや人気投票の順位に
余り振り回され過ぎないで欲しいなぁ、と。

例えば、歌。
TV番組とかCDの売り上げとかのランキングの1位って、
ホントに好きな曲ばっかりですか?
むしろ、好みに合わない曲の方が多くないですか?

或いは、自動車の売り上げランキング。
自分が一番欲しいと思う車が、必ずしも1位とは限らないでしょう?
飲食店の「当店人気No.1」メニューも然り。

これ、考えてみれは当り前なんですね。
どんなジャンルのランキングでも「1位に投票した人の数」よりも
「2位以下のどれかに投票した人の数」の方が多いのが普通です。
別の言い方をすると、
「1位に投票した人」と「2位以下のどれかに投票した人」で比べると
「1位に投票した人」の方が少数派なんです。即ち
「1位に投票した人」<「2位以下のどれかに投票した人」ってことです。

1位が必ずしも自分の好みに合うとは限らないってのは、これ故です。

ということを言うと本屋大賞を否定しているように聞こえるかもだけど、そうではなく、
せっかくのお祭りなんだから楽しめばいいし、順位だって参考にすればいい。
そこんとこも、歌や食事のランキングと一緒です。
ただし、振り回されない。順位が絶対だとは思わない。

『本の雑誌増刊 本屋大賞2015』には
1票でも獲得した全ての作品が掲載されています。
そしてそこには、
「ノミネートすらされなかったけど俺にはこっちの方が興味深い」
そんな作品の一つや二つ、誰でもきっと見つけられると思います。
そういうのを見つけることこそが、本屋大賞の醍醐味ではないかと思うのです。

小説の面白さに絶対の基準なんか在りません。
敢えて言えば、基準は、読む人それぞれの中に在る。
みんなが、順位以外の、自分なりの基準を見つけられたらいいなぁと思います。
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by dokusho-biyori | 2015-04-17 23:11 | サワダのひとりごと | Comments(0)